【会社員でも節税できる】30代が楽天証券の「iDeCo(イデコ)」を申し込んでみた

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さて、今回は個人で作る確定拠出年金制度である「iDeCo(イデコ)」を申し込んだので、申し込み後のおすすめのポイントを紹介したいと思います。※以下よりiDeCoと書きます。

確定拠出年金とは簡単に説明すると「自分でお金を出して、そのお金を運用することで将来受け取る年金を自分で作る」ことです。

その確定拠出には企業型と個人型というのがありますが、今回は個人型でよくテレビやYoutubeで紹介されているiDeCoについての話しになります。

以前iDeCoについて簡単にメリットデメリットをまとめてますので、iDeCo?と思われた方はそちらをご覧ください。

想定読者

この記事では以下の読者を想定して書いています。

  • iDeCoが気になっている人
  • iDeCoをどうやって始めるか知りたい人

まずはなぜ自分がiDeCoをやろうかと思ったきっかけから話ししたと思います。

iDeCoをやろうかと思ったきっかけ

始めようとしたきっかけは次の2つの理由があったからです。

  • 将来の年金が確実に不安
  • 少しでも節税したいという思い!

将来の年金が不安

なぜ将来の年金が不安なのかというと、みなさんもすでに知っているとは思いますが、2021年4月から定年が70歳(努力義務)になります。

この記事ですね↓

「定年70歳」に法改正、これから段階的にどう変わっていくのか?

定年が70歳になる理由って「年金払う財源が足りないから働け」って言ってるってことですよね?

払う年金の財源が足りないのは昔の人たちが考えた政策が失敗したからであって、すべて現役世代に押し付けるのはどうかと思うんですよね。

「それならもっと先にやるべきことあるんじゃないの?」

って思っちゃいます。

例えば、予防医療にお金をかけて高齢者の病院に行く回数を減らすとか、無駄に病院に行っておしゃべりしている高齢者の人とかいますが、ああいうのはなくしたほうがいいと思うんですよね。

だって、そこに国のお金をつぎ込むよりももっと若い世代にお金を使って、子供を増やした方が日本のためにもなりますしねぇ。

って言ってもこの国は変わらないので、だからこそ自分の老後の生活は自分で守るため、iDeCo(イデコ)を始めて老後の不安をなくそうと思ったことが一つ目の理由です。

少しでも節税したいという思い!

2つ目の理由としては、「少しでも節税したいという思い!」です。

iDeCoのメリットの一つである「掛金がすべて控除される」という仕組みがあり、それを使うことで払う税金(所得税と住民税)を少しでも減らしたいと思ったのが2つ目の理由です。

前置きが長くなってしまいましたが本題に入ります。

iDeCoの始め方

iDeCoの始めるには次のようなステップを進める必要があります。
※次のステップは会社員を前提にしていますが、個人事業主の方でも流れは同じです。

  1. iDeCoを申し込む金融機関を決める
  2. 実際に申し込む
  3. 会社へ依頼をする(将来的には排除されます)
  4. 口座が開設されるのを待つ(1ヵ月~2カ月程度)
  5. 口座が開設される
  6. 運用する会社を決める

↓2番からの流れはこんな感じです。画像は楽天証券のサイトのものです。

20210522_iDeCo.png

iDeCoを申し込む金融機関を決める

まずはiDeCoを申し込む金融機関を決める必要があります。

現在75社の金融機関があるみたいですが、以下のサイトで比較できますので使ってみてください。

手数料(口座管理料)で比較

自分の場合は、楽天証券を持っていてかつ手数料も安かったので楽天証券にしました。

実際に申し込む

金融機関を決めたら、その金融機関のサイトで申し込みをします。

会社へ依頼をする(将来的には排除されます)

申し込みをしている途中で会社へ証明書を記入してもらう必要があるため、申し込み用紙を印刷して会社へ依頼する必要があります。

ここが一番面倒なところですね。

口座が開設されるのを待つ(1ヵ月~2カ月程度)

1カ月~2カ月って書いてけどそんなに遅いわけないだろうと思っていたところ、本当に2カ月弱かかります。仕事遅すぎじゃね?と思いますが、気長に待ちましょう。

口座が開設される

口座が開設されるタイミングで、色々メールやらDMが届きますので、それらの情報を使ってiDeCoの口座へログインできるようになります。

運用する会社を決める

最後、一番重要な運用する投資先を決めます。

iDeCoのおすすめ投資先を調べてみた

さて、ここまでくればあとは投資先を選ぶだけなのですが問題は「どうやって選ぶか?」ですよね。

「iDeCoの口座は開設できたけどどこに投資したらいいか分からない?」という方のために、簡単におすすめの投資先を調べてみましたので、参考にしてもらえればと思います。
※あくまでも、参考なので最終的な判断は個人でお願いします。

以下は楽天証券のiDeCoしか情報がありませんので、ご了承ください。

まずは、どのような投資先があるかを確認すると、「32個」の商品があります。
商品の一覧の抜粋です。

20210522_iDeCo02.png

これだけ見てると選びたくなくなりますよねw

それでもめげずにやっていきましょう!!

一覧からすべての情報を抜いて、スプレットシートにまとめました。
※31個になってますが、1本は元本保証の商品のため外しました。

iDeCo運用先

投資先を選ぶために大事なポイント

自分が投資先を選ぶための指標として5つあります。

  1. 信託期限が無期限なものを選ぶ
  2. 分配金を再投資してくれるものを選ぶ
  3. 購入手数料が0円で、運用管理費用率が低いものを選ぶ
  4. 運用資金が増え続けているもので純資産残高は30億円以上を選ぶ
  5. 銀行残高から「自動積み立て」が可能なものを選ぶ

この5つは以前ブログでも紹介した、「投資信託はこの9本から選びなさい」に記載されていた投資信託の選び方の基準になります。

今回のiDeCoの投資先で5つの指標を満たしているものを選んだところ7つまで絞り込みました。

考え方としては以下のようにしました。

  • 信託期限が無期限
  • 分配金を再投資している
  • 購入手数料が0円で、管理費用が「0.2%以下」もの
  • 運用資金が増え続けているもので純資産残高は30億円以上のもの

絞り込んだ投資先のセルの色を変えています。
その結果、次の7つ投資先が残りました。

No 資産タイプ 商品名 管理費
1 国内株式 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.1760 %
2 国内株式 たわらノーロード 日経225 0.1870 %
3 国内債券 たわらノーロード 国内債券 0.1540 %
4 外国株式 たわらノーロード 先進国株式 0.1099 %
5 外国株式 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) 0.1620 %
6 外国債券 たわらノーロード 先進国債券 0.1870 %
7 バランス型 楽天・インデックス・ファンド(DC年金) 0.1630 %

ここまで絞り込みができればあとは何を選ぶかだけですね。

自分の場合は、ここから「たわらノーロード 先進国株式」を選ぶことにしました。

理由は以下になります。

  • 管理費が一番安い
  • 先進国に分散投資している
  • 利回りが大きい(逆に言えばリスクは高い)

それぞれのメリット・デメリットを自分なりに考えてみました。

商品名 メリット デメリット
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド ・特になし ・日本しか投資していない
たわらノーロード 日経225 ・特になし ・日本しか投資していない
たわらノーロード 国内債券 ・債券のためリスクが低い ・利回りが少ない
たわらノーロード 先進国株式 ・先進国に分散投資できる
・利回りが高い
・債券よりはリスクは高い
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) ・利回りが高い ・アメリカしか投資していない
たわらノーロード 先進国債券 ・日本の債券よりは利回りが高い ・利回りが少ない
楽天・インデックス・ファンド(DC年金) ・中身は債券85%、株式15%のためリスクは低い ・債券が中心のため利和真理は低い

色々書きましたが結局のところ買う人の好みになりますねw

タイプ別におすすめの投資先を考えてみました。

タイプ別おすすめ投資先

利回り重視タイプ

このタイプは多少リスクを取ってでも利回りが欲しい人におすすめです。

  • たわらノーロード 先進国株式
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
  • たわらノーロード 日経225

バランスタイプ

このタイプは利回りはある程度欲しいが、リスクをある程度抑えたいと思っている人におすすめです。

  • 楽天・インデックス・ファンド(DC年金)
  • たわらノーロード 先進国株式+たわらノーロード 先進国債券
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド+たわらノーロード 国内債券

低リスク重視タイプ

このタイプは利回りは少なくてもいいから、リスクをあまりとりたくないと思っている人におすすめです。

  • たわらノーロード 国内債券
  • たわらノーロード 先進国債券

以上が、タイプ別おすすめ投資先でした。

まとめ

最後まとめです。

  • iDeCoは将来の年金不安を解消できる
  • iDeCoの掛金はすべて税額控除で会社員でも節税できる
  • 楽天証券のiDeCoのおすすめ商品は7つ

いかがだったでしょうか?
少しでもiDeCoの商品選びの参考になればと思います。

もし気になることがあればコメントでも問い合わせでも連絡ください!!

以上です。ありがとうございました。

自由な生活を手に入れるため、投資信託を始めました。
その投資信託の結果を毎月まとめて記事にしていますので、もし投資とかお金に興味があったら合わせて覗いてみてください。

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