あなたは「正しいノートの取り方」を知ってますか?
今回は誰でも一度は気になったことがある「ノートの使い方」についての書かれている本を紹介します。
本のタイトルは『あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術』です。
著者は「メンタリストDaiGo」さんです。
著書累計は200万部突破、大学教授、企業顧問、慶応卒 、英国のメンタリズムを日本に初めて紹介。心理学を応用し、ITサービスから遺伝子検査まで開発したりしています。
実際は2匹の愛猫と一緒に、月300冊の本を読むただの本の虫。ニコ生・Twitterにて心理学動画無料公開中
ニコ生→http://ch.nicovideo.jp/mentalist
Twitter→https://twitter.com/Mentalist_DaiGo
Amazonの紹介ページより抜粋
今回はこのブログでも色々書かせていただいてます。
DaiGoさんの本を紹介します。
本に書かれているノート術はDaiGoさんの動画配信サービス「Dラボ」で動画でも紹介しているので興味がある方は登録してみてください。
今なら20日無料で見れます。
書籍の紹介
さて、あなたはノートをいつもどのように取っていますか?
- 先生や講師が書いた内容をそのまま記録する?
- 授業やセミナーで学んだ内容を綺麗に書く?
- 教科書通りに沿って、順番にノートに書いている?
- 板書に書いた内容をスマホで撮影する?
上の4つはノートの取り方としてはすべて間違った取り方です!!
なぜ間違っているのか?
正しいノートの取り方とはどういうものなのか?
その疑問に答えてくれるのが今回の『あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術』です。
また、本の内容に書かれている内容は科学的に検証が行われているもので、かつ著者自身も実践しているため、同じように実践することで効果が得られる可能性が大いにあります。
科学的エビデンスがある実践方法が書いてあるのは前回紹介した鈴木祐さんの本の特徴と同じです!!
※DaiGoさんのリサーチを鈴木祐さんがやっているので当然ですがw
また、この本の構成担当しているのも鈴木祐さんですので
この本の中では「このノート術は、次のような人に効力を発揮します」と書かれており、その次の人とは以下のような人です。
- 成績をアップさせて試験にパスしたい人
- 途中で挫折することなく、目標を達成したい人
- 学んだ知識を完全に理解して、収入や評価などの結果につなげたい人
ノート術だから、学校の勉強とか資格の勉強だけかと思いそうですが、そうではなく「目標」や「自分の収入、評価」などでも使えるというのが面白いなと思わせるそんな一冊です。
この本の構成ははじめにを加えて全7章に分かれて書かれています。
7つの章のタイトル
- はじめに 科学的に正しいノートとは「汚いノート」である
- 第1章 科学的に正しいノート術・6つの基本ルール
- 第2章 オリガミノート
学びたいことをクイズ形式に変えて使う、日々の学習の土台になるノート - 第3章 チャンク化ノート
授業やセミナーの内容を記憶に定着させて、知識の応用力を養うノート - 第4章 WOOPノート
日々の学習計画を立てて、勉強のモチベーションを維持するノート - 第5章 後方プランニングノート
学習の長期的なプランニングを行い、モチベーションをさらに強固にするノート - 第6章 5つの追加モジュール
2〜5章までの「基本ノート」に、さらに別の機能を加えたいときに使うノート
本の内容をざっくり話すと次のようなストーリーで書かれています。
- 間違ったノートの取り方について(はじめに)
- 本当に正しいノートの取り方とは何なのか(はじめに)
- ノートの取り方の基本的な6つのルール(第1章)
- 実際のノートの取り方の実践方法(第2章~6章)
この各項目の内容を読んだ上で、間違ったノートの取り方や正しいノートの取り方、そして実践していくことで自分の目的にあった成果を出せるように日々やっていく必要があります。
ノートの実践はちょっと大変なところもありますが、まずはやってみて自分がやりやすい方法で継続していくことが大事だと思います。
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本の中でもっとも興味が湧いた点2つ
『超戦略ノート術』で自分がもっとも興味が湧いた点2つ説明します。
- 脳は汗をかかないと覚えない
- チャンク化ノート
脳は汗をかかないと覚えない
一つ目の興味が湧いて点です。
「脳は汗をかかないと覚えない」はこの本の1章の始めに書かれている内容なのですが、意味はそのままで、何かを覚えるためには脳に負担をかけないと覚えることができない。
脳に負担をかけるためには「アクティブラーニング」する必要があると本書では書かれてます。
アクティブラーニングとは「自ら進んで学ぶ」ことです。
例えば、「YouTubeの動画の再生数を伸ばすには?」という勉強をしているとしたとき、ググって「サムネイルを見やすくする」を見て、「そうか!サムネイルを見やすくすればいいんだ!!」と理解するだけではなく、「なぜ、サムネイルを見やすくすれば再生数が伸びるのだろうか?」、「他に方法はないのだろうか」といった自分から興味を持って知らべ学んでいくことがアクティブラーニングです。
つまり、授業やセミナーで講師が板書に書いている内容を写しているだけだと脳に負担がかからないため覚えることができないのです。
だから、自分が覚えたい内容をノートに書く場合には「脳に汗をかく」=「脳に負担をかける」必要があります。※前回の『無(最高の状態)』で脳はリソースを節約したいという話しと似てるなぁと思いました。
まとめると、こうなります。
・脳に汗をかかせるには「アクティブラーニング(自ら進んで学ぶ)」を使う
チャンク化ノート
続いて二つ目の興味が湧いた点「チャンク化ノート」です。
チャンクとは「複数の情報をまとめること」をいいます。
例えば、「筋トレはメンタルに良い」、「筋トレで痩せやすい体が作れる」という情報があった場合に、これらをチャンク化すると「筋トレはメンタルに良く、痩せやすい体が作れる」という風になります。
チャンク化ノートはこのチャンクの方法をノートにまとめる方法です。
なぜチャンク化ノートに興味を持ったかというと、チャンク化ノートを使うことで「知識を応用して使えることができる」という効果があるからです。
知識を応用するというのは「ある具体的な事象を取り出して、それを抽象的な概念へ落とし込み、そして別のことに利用すること」を知識を応用すると自分は思ってます。
例えば、以下のような感じです。
- 具体的な事象:アクティブラーニングをすることで記憶に残る
- 抽象的な概念:アクティブラーニングとは脳への負担を行う作業
- 概念の抽出:脳への負担を行うこと作業=記憶に残る
- 別のことへの利用:ブログに書くと脳への負担になるから記憶に残りやすいのでは?
といったように、覚えた知識を別のことに使えるようになるのがチャンク化ノートの効果です。
自分は本を読んだ内容を別のことに利用することが得意ではなかったため、このチャンク化ノートを見た時に「これが自分に足りない能力だったんだ!!」ということに気付いたため2つ目の興味がわいた項目にしました。
ちなみにチャンク化ノートの例は以下になります。
まとめると、こうなります。
・複数の情報をまとめることにより記憶に定着する
・チャンク化ノートを使うと知識を応用して利用できる
本の内容で疑問に思ったポイント
ここでは自分の中で「?」が付いたところを書きたいと思います。
疑問に思った点は次のようなことです。
- どの程度まで行けばアクティブラーニング状態になるのか?
どの程度まで行けばアクティブラーニング状態になるのか?
記憶に残すためには「アクティブラーニング」が必要なのですが、そもそも「アクティブラーニングになっているか」を気付く方法ってあるのかって話しなんですが。
本書の方では基準として「コンフォートゾーンを抜け出そう」という基準があります。
コンフォートゾーンとは「快適な空間を意味する語」:wikiより
要するに自分が何かをする時に、ストレスや不安を感じない状態。
例えば、「ご飯を食べる、「1+1」を計算する、YouTubeを見る」のような状態です。
なので、アクティブラーニング状態になるにはコンフォートゾーンを抜けないといけないのですが、このコンフォートゾーンを抜けているかどうかを判断する基準が「ストレスがあるか?」や「不安があるか?」という個人の感情しかないみたいだったので、客観的に証明する方法がないのかなぁ?
と思った次第ですw
例えば、AppleWatchとかの心拍数で70以上なら「今コンフォートゾーンを抜けてます」みたいな通知がくるみたいな。
そんな感じで分かりやすくできると効率いいんじゃないかと思いましたっていう感想ですw
ひと言まとめ
最後にひと言まとめです。
書籍情報
【書籍名】あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術
【著者名】メンタリストDaiGo
【出版社 】 学研プラス (2021/7/21)
【こんな人におすすめ】正しいノートの取り方を知りたい、効率よく物事を覚えたい、目標を達成したい
【キーワード】勉強効率、ノート術、目標達成、知識の応用
【頁 数】264ページ
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メンタリストDaiGoさんとても為になる本ありがとうございました。
以上です。ありがとうございました。
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