【知らないほうが幸せ?】叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実【書評_4冊目】

20210529_japan_truth01.png 読書まとめ

本書では、新たな試みに挑戦します。
多くの人が知らない、または目を背けている、
「世の中の真実」を伝えていこうと思うのです。

※「叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実」の冒頭部分抜粋

「多くの人が知らない世の中の真実?」

冒頭から気になる文書が書いてある、そんな本をご紹介します。

本のタイトルは『叩かれるから今まで黙っておいた』です。

 

著者は「ひろゆき」こと「西村博之(にしむらひろゆき)」さんです。

ひろゆきさんのプロフィールは次のような方です。

  • ネット掲示板「2ちゃんねる」の開設者
  • 英語圏の掲示板「4chan」の管理人
  • 「ニコニコ動画」の元取締役管理人
  • 「未来検索ブラジル」という会社の取締役
  • 論破王と呼ばれるほど、論理的に考える人
  • 「何だろう。ウソつくのやめてもらっていいですか?」という名言を残した人

もっと知りたいよって方はTwitterやYouTubeを見てみてください。

Twitter:ひろゆき, Hiroyuki Nishimura

YouTube:ひろゆき, Hiroyuki Nishimura

書籍の紹介

さて、今回紹介する『叩かれるから今まで黙っておいた』はタイトルの通り、あまりテレビやネットのニュースでは見ることのできない「世の中の不都合な話し」について書かれた本です。

なぜ、このような「世の中の不都合な話し」をする必要があるのかというと今の世の中、情報があふれかえっています。

権力に忖度し偏った報道をするメディアや
フェイクニュースがどんどん拡散されるSNS、
怪しい陰謀論を語るインフルエンサー。

これらの中から「真実」を見つけるのが困難な状況になっています。
正しく考えるには、正しい知識を持つことが必要です。

叩かれるから今まで黙っておいた』ではひろゆきさんの個人の意見ではなく「国が提供している情報」や「大学の研究結果」、「実際の事例」などを通して書かれている本です。

この本は社会、仕事、教育、政治、人間関係の5つの章に分かれており、章ごとに複数の項目があります。

5つの章のタイトル
  1. 社会ー「生きづらさ」の正体に気づけない人たち
  2. 仕事ー「モンダイ」を抱えてがむしゃらに働く人たち
  3. 教育ー「謎の慣習」に従い続ける人たち
  4. 政治ー「終わるきっかけ」を必死でつくる人たち
  5. 人間関係ー「付き合い方」を間違えている人たち

この各項目の内容を理解した上で、自分なりに考えていくことで、正しく世の中を見ることができ、かつ正しく考えることができるようになるのではないでしょうか。

Amazonのレビューには「過去に聞いたことがある」、「当たり前の話し」とか書かれているのを見ましたが、個人的な感想としては、「確かに言われてみればそうだよね。」や「へぇ~日本って世界と比べてこうなってるんだぁ!!」といろいろな気付きを得ることができる本でした。

日本以外をいろいろ見て、今フランスに住んでいるひろゆきさんならではの視点もあるので面白いです。

そして、今回の本は一般的に考えられていることと違った意見が多数出てきます。
(そういう本なので)
自分なりに理解(納得)するには大変な労力を必要です。
好き嫌いもあると思いますが。。

ただ、それを自分の頭で考えることで

世の中の現状を知り、これから自分はどう考えるべきなのか?

を考えるのにいいきっかけになると思います。

「これはウソでしょ」、「この考え方は間違っている」と感じたとしても、ただ否定するのではなく「どうして自分はこのように思うんだろう」と考えてることが大事だと思います。

基本的にはひろゆきさんの考え(ただの主観ではなく客観的事実)なので、「もしかしたら自分の考えが間違えているのかも?」と考えるのも面白いと思います。

興味がある方は本を読んでみてもらえればと。

【要約】3つの面白かった点

『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』で自分が特に気になった3点を要約して説明します。

  1. 高齢化社会で起きていること
  2. 「ペタンク界のイチロー」を襲う悲劇
  3. 「規制」は早い、「認可」は遅い

高齢化社会で起きていること

まず一つ目のポイント「高齢化社会で起きていること」です。

高齢化社会というのは今までも問題にとりあげられ「今さら何言ってんの?」ってなると思いますが、高齢化社会が進んだことでどんなことが起こっているか知ってますか?

最近は平均寿命が延びて「人生100年時代」と言われるようになり、かつ子供の出生率が年々下がってます。
2019年の「合計特殊出生率」は1.36という数字です。

つまりどういうことかというと、

  • 平均寿命が延びるため高齢者が増えている
  • 出生率の低下で若者が減っている

という状況が加速していってます。

ここで問題になってくるのが「比率」です。

年金受給開始年齢である65歳以上を高齢者とした場合、高齢者の数が日本人全体の割合がどうなるかというと、2019年は「28.4%」だったのに対して、2025年には「30%」、2055年には「38%」になると予測されてます。

以下は、内閣府が出しているデータです。

1 高齢化の現状と将来像

このまま高齢者の比率が増えていくと、将来「日本の医療制度は限界」を迎えます。
※すでに問題になっていますが。。

医療費は税金でまかなっています。
その税金を払う人たちが少子化で減っていってます。

なので、将来医療制度は限界になるということです。

また、人口構成の比率の問題により次のようなことが起こっています。

日本には高齢の経営者や幹部がいつまでも残り続けている企業が多く、結果として経営が弱体化しているのです。

寿命が延びて元気なのはいいことなんですが、その結果、いつまでも会社に残り続けるため世代交代が起こりにくくなっているのは確かに問題ですね。

芸能界で言うと明石家さんまさんとか、ビートたけしさんがずっといるため、若手の芸人が上に行けないっていうのが分かりやすい例ですよね。

さらに深刻なことは、なぜ日本に革命家が現れないのか?という項目に対して次のように書かれています。

高齢化で様々な問題が起こり、一刻も早く手を打たなくてはならない状況なのに、国全体に改革を起こすエネルギーがない。

なぜ、改革を起こすエネルギーがないかというと、改革を起こすのはやはり30代や40代などの若者だからです。
※明治維新のきっかけとなった人物(坂本龍馬や木戸孝允、西郷隆盛)なども30代です。

結局、この問題を解決するには「出生率を上げる」しかないってことですね。
当たり前の結論になりましたが、でも問題はわかっていても解決できていないのが現状ですね。

まとめると次のようになります。

・今後高齢化による医療制度の限界が来る
・出生率がどんどん低下して、高齢者と若者の比率がいびつになる
・解決するには出生率を上げるしかない
以上が一つ目のポイントでした。

「ペタンク界のイチロー」を襲う悲劇

続いて2つ目の気になったポイント「「ペタンク界のイチロー」を襲う悲劇」です。

これだけ言われても「ん?」ってなると思いますが、ここでのポイントは努力して成功したいなら「能力を発揮するマーケット(場所)を考えよう」ということです。

どういうことかというと、もしあのイチローさんのような能力がペタンクという競技であったとして、いくら成果をだしても日本のマーケットでは成功(収益化)できないということです。

ちなみにひろゆきさんの場合は次のように言ってます。

「たまたまマーケットのあるところにいたから」というだけで成功者の一人に数えられてしまうケースもたくさんあります。

似たようなことを、UUUM(ウーム)の鎌田和樹さんも言っているみたいですね。

YouTubeのマネジメントを行っているUUUM(ウーム)の鎌田和樹氏は、自身の会社がうまくいっている要因について、「需給があっていたらから」「風が吹いていただけ」と、たまたまマーケットがあったからだと述べています。

↓この記事のことですかね。

世の中がいっきに動き出している時はどういう行動が正解なのか|鎌田和樹|note
朝起きたら早速ZOZOがソフトバンクにTOBされるとニュースでやってました。(正確にはヤフーへでしたが) 何が凄いってニュースの司会者やコメンテーターが一連の騒動からか前澤社長のことを色々と知ってるように語るし、なんならTOBに対しての是非のコメントをしてるじゃないですか。まあコメンテーターなのでそれが仕事なんです...

ここで一番面白いと思ったことは、「成功者はただそこにいたかという理由でなれる」ってところです。

だからと言って、

「よっしゃ!じゃあ、オレ何もせずにダラダラ食って寝て過ごすわ!」

ではだめだと思いますがw

考えるべきことは「努力をしているのが成果が出ない場合は、マーケットが間違えていないか考える必要がある」ということです。

まとめると次のようになります。

・成功するためにはマーケットを探す
・成功者は「たまたまマーケットのあるところにいたから」場合が多い
・努力しても成果が出ない。そんな時はマーケットがあっているかを考える

以上が2つ目のポイントでした。

「規制」は早い、「認可」は遅い

最後3つ目の気になったポイント「「規制」は早い、「認可」は遅い」です。

すでに中国の研究グループが、人間の脳の発達に関わる遺伝子をサルの脳に移植し、その認知能力を向上させたという論文が発表されました。

↓このニュースですね。

中国「ヒトの遺伝子をサルの脳に移植、認知機能を改善させた」に批判が集まる
「ヒトの遺伝子をサルの脳に移植し、その認知機能を改善させることに成功した」という...

何が言いたいかというと、人の遺伝子操作は欧米諸国や日本では生命倫理の価値観によって規制しています。

それに対して中国では規制がないため研究がどんどん進んでノウハウを貯め、最新の医療技術を確立することができます。

遺伝子操作が良いか悪いかは置いといて、

「規制することで技術の革新が遅れる」

ということです。

そして日本は特に規制が厳しい国です。

とくに、日本は自らかけた規制によって、多くの可能性を潰してきた国です。
日本では、2015年7月、ドローンを規制する航空法の改正案が閣議けっていされ、同年12月から施行されました。人が集まっているとろこや重要な施設にドローンが落下すると危険だという理由から、早々に規制がかかったのです。
逆に、法整備はなかなか進まず、住宅街での友人地域での飛行が可能になるのは2022年を目途にしているくらいです。

すでに中国ではドローンを活用できるように準備しているため、もし日本が法整備できたとしても技術的に遅れているため、中国製のドローンに市場を占拠される可能性がありますね。

これって今のITでも同じですね。
すでに、ECサイトはAmazonが浸透してますし、検索エンジンなんてGoogleが独占。
スマホも日本だけはiPhoneが普及率50%を超えています。

むしろ「日本の製品って何かあるの?」状態です。

なので、この先も同じ状況が続くのあれば日本は新しい技術の製品は海外から購入してお金を海外に流出させるだけになるのではないかと思ってます。

まぁ、「危険なことはすぐに回避する。完璧に安全かを確認できるまでやらない」っていうのが日本人の考え方なんでしょうがないのかもしれませんね。

そんな日本が嫌だったら「世界は変えられないが、自分は変えられる」ので自分が日本以外に行けばいいってことですね。

まとめると次のようになります。

・規制は技術革新を遅くする
・日本は遅いため、海外に市場を占拠される

以上が3つ目のポイントでした。

ここでは本のごく一部をまとめてますので、他にも面白いポイントがありますが(例えば教育に関して「大学は行った方がいいのか?」やAIで「仕事が楽になる?」は本当なのか?)気になった方は本書を読んでみてください。

【実践】すぐにできる実践ポイント

すぐにできる実践ポイントとしては次のように思います。

  1. 世の中がどうなっているのか仕組みを勉強する
  2. メディアが言っていることが本当に正しいのかを考える
  3. 人のいうことは簡単には信用しない(エビデンスを探す)

ひと言まとめ

最後にひと言まとめです。

賢く生きたい(騙されたくない)なら世の中を知ること。
そして自分にとって何が大切なのかを考えて行動する。

これに尽きます。

書籍情報

【書籍名】叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」
【著者名】ひろゆき
【出版社 】:三笠書房 (2020/11/27)
【こんな人におすすめ】日本の現状を知りたい人、騙されたくない人
【キーワード】真実、世の中、賢く生きる、騙されない
【頁 数】232ページ
【目 次】
目次
1 社会ー「生きづらさ」の正体に気づけない人たち
  日本の現状、見えていますか?
  急速に進行する「格差化」
  ほか
2 仕事ー「モンダイ」を抱えてがむしゃらに働く人たち
  仕事のムダ、会社のムダ
  これからの働き方について話そう
  ほか
3 教育ー「謎の慣習」に従い続ける人たち
  「遺伝」と「知能」の真実
  「子どものため」に間違う親
  ほか
4 政治ー「終わるきっかけ」を必死でつくる人たち
  世界にはびこる「閉塞感」
  「日本だけ」の残念政策
  ほか
5 人間関係ー「付き合い方」を間違えている人たち
  令和時代の「人付き合い」
  「人の幸福」は「自分の不幸」
  ほか

TwitterとYouTubeはこちら。

Twitter:ひろゆき, Hiroyuki Nishimura

YouTube:ひろゆき, Hiroyuki Nishimura

ひろゆきさんとても為になる本ありがとうございました。

以上です。ありがとうございました。

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