今回は誰でもできるスプレッドシート(エクセル)のif関数の使い方について自分の備忘録も兼ねて書こうかと思います。
あなたは普段if関数を使ってますか?
「if関数?」、「聞いたことあるけど難しそう」、「何それ??」といった方のために簡単にif関数の使い方を説明したいと思いますので、これを機に使えるようになってめんどくさい手作業から解放されましょう!!
想定読者
この記事では以下の読者を想定して書いています。
- if関数の使い方が分からない人
- 毎回手作業で何かしらの作業をしている人
if関数とは
まずif関数とはですが、「もし、●●の条件が正しかったなら■■する。正しくなかったら××する」といった条件によりセルに対する動作を変更することができる関数のことです。
簡単な例を出すと次のような感じです。
「もし、20歳以上なら大人、それ以外なら子供」といった感じです。
if関数を使うメリット
if関数を使うメリットは次のようなものがあります。
- 手作業が減るため、間違いが減って作業効率が上がる
- 作業効率が上がるため他のことに時間を使える
まず、手作業が確実に減ります。
先ほどの例でいうと、もしデータが100件あってそのデータをいちいち一つずつ、大人、大人、子供みたいにやっていくしたら結構大変ですよね。たぶん、見直しも含めて10分はかかるんじゃないでしょうか。
かつ、手作業なんで間違う可能性もあります。ですが、if関数を使えば一つ式を書くだけで後はコピーするだけです。
多分作業時間的には、1,2分くらいで終わります。
だとすると、8分の時間が空きますね!!
たった8分かというかもしれませんが、データの量が増えれば増えるほどこの時間の開きは大きくなってきます。
そのため、if関数を使えるようになることは結構重要だと思います。
続いてデメリットも見てみましょう。
if関数を使うデメリット
if関数を使うことによるデメリットですが、基本的にはありまえん。
強いて言うなら、if関数を覚えるのが面倒といったところでしょうか。。
これならば、この記事の内容を覚えてもらえれば解決できるのでデメリットは解消できますね(笑)
それでは実際に使い方に移っていきます。
if関数の使い方
ここではスプレッドシートをもとに説明していきますが、エクセルでも同じことができます。
まずはif関数の基本の形は次のようになります。
if関数基本の型
=if(論理式, True値, False値)
ん?と思われた方安心してください。これから分かりやすく説明します。
次のような条件で抽出したい時を例にして説明します。
もし、20歳以上なら「大人」、それ以外なら「子供」とする
先ほどの基本の型に当てはめると、このようになります。
=if(20歳以上なら, 大人, それ以外なら子供)
これをさらにセルに書く時の形式に直すとこのようになります。
=if(該当のセル値 >=20, “大人”, “子供”)
該当のセル値とは、判断したいセルの値になります。今回のような場合は、年齢が書いてあるセルになります。
続いてもっと具体的にシートの形式の場合で考えてみましょう。
次のようなデータがあるとします。A列にデータがあるとして、B列にif関数を入力していきます。
- if条件
もし、20歳以上なら「大人」、それ以外なら「子供」とするA列 B列 B列の結果 1 20 =if(A1>=20,”大人”,”子供”) 大人 2 19 =if(A2>=20,”大人”,”子供”) 子供 3 30 =if(A3>=20,”大人”,”子供”) 大人
このような感じになります。
今回は、20歳以上という条件のため、「>=」大なりイコールを使いましたがその他の等式ももちろん利用できます。
その他の等式
その他の等式をまとめました。
記号 | 読み方 | 意味 |
= | イコール | 左と右の値が同じの場合 |
< | 大なり(だいなり) | 右の方が値が大きい |
> | 小なり(しょうなり) | 右の方が値が小さい |
<= | 大なりイコール | 左と右の値が同じか、大きい場合 |
>= | 小なりイコール | 左と右の値が同じか、小さい場合 |
<> | 小なり大なり | 左と右の値が同じではない場合 |
以上がスプレッドシート(エクセル)でif関数を使う方法でした。
まとめ
最後まとめです。
if関数を使うことによって次のようなメリットを得ることができます。
- 手作業が減るため、間違いが減って作業効率が上がる
- 空いた時間で他のことができる
今日はif関数の基本をやりましたので、次はもう少し複雑なものをやってみたいと思います。
以上です。ありがとうございました。
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