今回は、先日合格した「AWS認定アドバンスドネットワーキング」の勉強方法を自分の備忘録として書いておきます。
別の試験を受けるときの参考にもなると思うので。
勉強内容をまとめたものは以下のブログに記載してますので、興味があれば見てってください。
なぜ、資格を取得しようかと思ったかというと、次の2つ理由からです。
- ネットワークが好き
- AWSの仕事がしたい
今回は特に2番の要素が大きくて、クラウド業界はこれから伸びていくんだろうなというのと、リモートで仕事するならAWSの技術があった方がいいよねという理由から取得することにしました。
想定読者
この記事では以下の読者を想定して書いています。
- AWSアドバンスドネットワーキングの資格を取得しようと思っている人
AWS認定アドバンスドネットワーキングとは
AWS認定セキュリティとはそのままなのですが、Amazonが提供しているクラウドサービスAWSのセキュリティに特化した資格です。
この資格を取得することでAWSに関するセキュリティの知識(以下の知識)があることの証明になります。
- AWS を使用してクラウドベースのソリューションを設計、開発、デプロイする
- 基本的なアーキテクチャのベストプラクティスに沿って AWS の主要サービスを実装する
- AWS の全サービスのネットワークアーキテクチャを設計、メンテナンスする
- ツールを使って AWS ネットワーク業務を自動化する
詳細を知りたい方は以下サイトを参照ください。
クリックしてAWS-Certified-Advanced-Networking-Specialty_Exam-Guide.pdfにアクセス
AWS認定アドバンスドネットワーキングで何を勉強するのか?
勉強する内容(試験範囲)は次のようなことです。
分野 | 試験の出題比率 | |
分野 1 | ハイブリッド IT ネットワークアーキテクチャの大規な設計および実装 | 24% |
分野 2 | AWS ネットワークの設計と実装 | 28% |
分野 3 | AWS タスクのオートメーション | 8% |
分野 4 | アプリケーションサービスとのネットワーク統合の構成 | 14% |
分野 5 | セキュリティとコンプライアンスの設計と実装 | 12% |
分野 6 | ネットワークの管理、最適化、トラブルシューティング | 14% |
合計 | 100% |
範囲を見てもらうとわかると思いますが、AWSのネットワークだけというより、オンプレとどうやって接続するか?とかアプリとか、セキュリティどうする?みたいなネットワークだけあってそれ以外の知識が必要になります。
勉強時間
実際に勉強に使った時間は「60時間」くらいです。
大体1日1時間で60日くらいやりました。
勉強方法
どのような勉強をしたかというと、参考書がないのでひたすらAWSの資料や他の方のブログを参考にしました。
使ったAWS資料
- AWS のネットワーク設計入門 – Awsstatic
- AWS Direct Connect [AWS Black Belt Online Seminar]
- AWS のネットワークで 知っておくべき10のこと
- 公式のサンプル問題
参考にしたブログ
- AWS Certified Advanced Networking – Specialty合格体験記
- ルーター設定経験の無い開発者でもAWS Certified Advanced Networkingに合格できた話
- AWS Certified Advanced Networking – Specialty 合格記録
Udemyも考えたのですが、どうやら日本語の問題はまだ存在しませんでした。
英語版はあるみたいなので、英語が得意な方はそちらを参考にするのもいいかと思います。
試験結果
試験結果:合格
受験して何を得られたのか?
今回受験して何を得られたかというと、AWSのネットワークに関する知識は当然のことですが、一番勉強していいもの得られたなと感じたことは
「システムを移行するために要件に応じたネットワークの設計の考え方」
というところが勉強できてよかったと思いました。
AWSを利用するときは普段一から構築することを前提として考えることが多かったのですが、たしかに導入する企業からすれば「既存のシステムをどうやって移行するのか?」の方が大事ですよね。
そこのやり方を知ることができたのは大変役に立ったと思いました。
具体的な話しとしては、「既存のシステムをAWS上にリフトアンドシフトしたい。ただしデータを安全に移行したいどうすれば実現できるか?」みたいな話です。
基本的にはDirectConnectを使うんですが、DirectConnectだと流れるデータは暗号化されてないのでさらにVPNを利用するとか色々要件によってやり方が変わって来るみたいです。
受験者へのひと言
もしこれから受験される方のためにひと言。
とりあえずDirectConnectはしっかりやる!!
DirectConnectの用語と意味は理解しておいた方が答えを導きやすくなります。
例えば、EC2に接続するなら「パブリックインターフェース?プライベートインタフェース?どっち?」とかS3に接続するなら?です。
ちなみに、プライベートインタフェースはVPC内のサービスと接続できて、パブリックインターフェースはVPC外のサービスと接続できます。
まとめ
最後まとめです。
- AWS認定アドバンスドネットワーキングではAWSのネットワーク設計が学べる
- DirectConnectの用語は理解しましょう
AWSはこれからインフラのベースになると思っているので、AWS資格を取得していい企業へ転職または独立できるように頑張ります!!
以上です。ありがとうございました。
コメント