FortiGateの管理画面へ初めてログインするときは、PCをFortiGateのLAN側ポートへ接続し、PC側はDHCPでIPアドレスを取得する状態にします。FortiGate 60Fの初期状態では、LAN側の管理IPとして 192.168.1.99 が使われ、PCには同じセグメントのIPアドレスが払い出されます。
この記事は、古いFortiGate 40C/60D時代の手順を、FortiGate 60F / FortiOS 7.4系の実機確認内容に合わせて更新したものです。初期設定全体の流れは、以下の記事にまとめています。
【FortiGate】初期設定の手順|管理画面へのログインからWAN・LAN設定まで
ログイン前に確認すること
- PCをFortiGateのLAN側ポートに接続する
- PCのIPv4設定は、まずDHCP取得にする
- PCが
192.168.1.0/24のアドレスを取得しているか確認する - ブラウザから
https://192.168.1.99へアクセスする - 初期ユーザー名は
admin、初期パスワードは空欄にする
今回の実機確認では、FortiGate 60FのLAN側管理IPは 192.168.1.99/24、PC側はDHCPで 192.168.1.110 を取得しました。環境によってPC側の払い出しアドレスは変わりますが、FortiGateと同じセグメントに入っていれば管理画面へ接続できます。
1. PCをLAN側ポートへ接続する
FortiGateの初期設定では、WAN側ではなくLAN側ポートへPCを接続します。PC側のIP設定は「自動取得」のままにし、FortiGate側のDHCPサーバーからIPアドレスを受け取れるかを確認します。
DHCPでアドレスを取得できない場合だけ、切り分けとしてPCへ 192.168.1.2/24 などを一時的に設定します。最初から手動IP固定を前提にすると、FortiGate側のDHCP動作確認を見落とすため、通常はDHCP取得を先に確認します。
2. ブラウザで管理画面を開く
ブラウザで https://192.168.1.99 を開きます。初期状態では自己署名証明書の警告が表示されることがあります。接続先がFortiGateのLAN側管理IPであることを確認してから進みます。
古い記事ではブラウザの検索バーへIPアドレスを入れる説明になっていることがありますが、検索ではなくURLとして https://192.168.1.99 を直接入力してください。
3. adminでログインする
FortiGate 60Fの初期ログインでは、ユーザー名は admin、初期パスワードは空欄です。admin/admin ではありません。古い機種や古い手順の情報と混同しないでください。

初回ログイン後は、管理者パスワードの変更を求められるか、管理者パスワードを変更できる状態になります。検証機であっても、空欄パスワードのまま運用を続けないでください。
4. ログイン後に機種とFortiOSを確認する
ログイン後は、ダッシュボードで機種名、FortiOSバージョン、動作モードを確認します。今回の実機では FortiGate-60F、FortiOS v7.4.9、NATモードであることを確認しました。

シリアル番号、WAN IP、ライセンス情報、FortiCloud関連情報は外部公開しないでください。ブログや手順書でスクリーンショットを使う場合は、必ず伏せ加工を行います。
ログインできない場合の確認ポイント
- PCがFortiGateのLAN側ポートに接続されているか
- PCがDHCPで
192.168.1.0/24のIPアドレスを取得しているか https://192.168.1.99にアクセスしているか- ブラウザの証明書警告で止まっていないか
- ユーザー名を
admin、パスワードを空欄にしているか - 中古機や設定済み機器の場合、管理IPやパスワードが変更されていないか
中古機や既に設定済みのFortiGateでは、初期IPや初期パスワードが残っていない場合があります。その場合は、既存設定の有無を確認し、必要に応じてコンソール接続や設定初期化を検討します。ただし、業務環境に接続されているFortiGateを安易に初期化すると通信断につながるため、設定バックアップと影響範囲の確認を先に行ってください。

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