最近Macを買ってヤマハRTX830にコンソールで接続しようとしたのですが接続の仕方がわからなかったので、備忘録として残しておきます。
必要な機材
まずは必要な機材です。この前、AmzonでマイクロUSBタイプのコンソールを買ったのでそれを使ってます。
- USBシリアル変換アダプタ: USBポートをシリアルポートに変換するアダプタ。
Amazonベーシック USB2.0ケーブル 1.8m(USB タイプA オス – mini USB オス)速度480Mbps ブラック

接続手順
接続手順です。
- MacRTX830をUSBコンソールケーブルで接続します
- Macのターミナルを開き、以下のコマンドを実行して接続されているデバイスを確認します。
“tty.usbserial-XXXXXXXX”や”tty.usbmodem-XXXXXXXX”のような名前のデバイスを探します。XXXXXXXXの部分はアダプタによって異なります。
以下の例だと「/dev/tty.usbmodem11134」になります。
ls /dev/tty.*
/dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port /dev/tty.debug-console /dev/tty.usbmodem11134
- screenコマンドで接続します。以下のコマンドを実行してRTX830に接続。
screen /dev/tty.usbmodem11134
もしポートレートを9600に指定したい場合は最後の9600を追加してください。
screen /dev/tty.usbmodem11134 9600
接続に成功すると、RTX830のログインプロンプトが表示されます。

接続解除方法
接続を解除したい場合は以下を実行します。
Ctrl+A を押した後、K を押します。
“Really kill this window [y/n]”と表示されたら y を押して終了します。

注意点
ドライバのインストールが必要な場合があります。使用するUSBシリアル変換アダプタの説明書を確認してください。
一部のUSBシリアル変換アダプタはmacOSの最新バージョンに対応していない場合があります。
これで、MacからRTX830にコンソール接続し、CLIで設定を行うことができるようになります。
もし文字化けしていたら以下コマンドで日本語にできます。
console character ja.utf8
今回は以上になります。ありがとうございました。
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