前回の続きで、Djangoについて学んでいきます。
今回はフォームについて勉強していきます。
Djangoの勉強内容は以下の本を参考にしています。
参考
Python Django3超入門 (日本語) 単行本 – 2020/6/13 掌田 津耶乃 (著)
コードは以前の記事を参考にしてください。
Djangoを勉強してみる_テンプレートを学ぶ_その２（入門編）
フォームとは
フォームとは、ユーザからデータ入力を受け付けるために使うものです。
例えば、ショッピングサイトで自分の情報（名前や住所、メールアドレス）を入力する項目です。
フォームを利用することによりユーザ独自の情報を提供したりすることができます。
さっそくフォームを作っていきます。
フォームを作成する
１．index.htmlに以下のコードを追加します。
ファイル：sample_app>hello>templates>hello>index.html
コード：
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>{{ title }}</title>
</head>
<body>
<h1>{{ title }}</h1>
<p>{{ msg }}</p>
#ここから追加-----
<form action="{% url 'form' %}" method="post">
{% csrf_token %}
<label for = "msg">message:</label>
<input id = "msg" type = "text" name = "msg">
<input type = "submit" value="click">
</form>
<a href ="{% url 'index' %}">INDEXへ</a>
#ここまで--------
</body>
</html>
このコードでは、テキストメッセージを入力するフォームを用意しています。
そして、以下のコードでフォームを動作させたときに、「form」という名前のパスを実行するようにしたため、urls.pyとviews.pyにformの動作を書く必要があります。
<form action=”{% url ‘form’ %}” method=”post”>
ちなみに、{% csrf_token %}ですが、これはWebサイトの攻撃であるCSRF（クロスサイトリクエストフォージュリ）対策のためのコードです。
２．views.pyを編集する
続いて、フォームが実行された時に使う、form関数を書いていきます。
ファイル：sample_app>hello>views.py
コード：
from django.shortcuts import render
from django.http import HttpResponse
def index(request):
params = {
'title': 'Hello World!!',
'msg': 'これはサンプルページです。',
# 'page': 'next',
}
return render(request, 'hello/index.html', params)
def form(request):
msg = request.POST['msg']
params = {
'title': 'Hello Formページ',
'msg': 'リクエストされた文字は『' + msg + '』です。',
}
return render(request, 'hello/index.html', params)
フォーム関数を追加しました。
ここでは、フォームで受け取ったPOSTメッセージを「msg」変数に代入しています。
３．urls.pyを編集する
最後にurls.pyにpathを登録します。
ファイル：sample_app>hello>urls.py
コード：
from django.urls import path
from . import views
urlpatterns = [
path('',views.index, name='index'),
path('form/',views.form, name='form'),
# path('next/',views.next, name='next'),
]
pathに「form」が呼び出された場合、views.pyのform呼び出すようにしました。
以上で設定が終わったので、動作確認してみます。
動作確認
python manage.py runserver
ブラウザで以下にアクセスします。
http://localhost:8000/helloちゃんと、テキストを入力できるフォームが表示されています。
次はこのメッセージフォームに「テスト」と入れてクリックを押します。
リクエストした文字が表示されました！
簡単なフォームの作成することができました。
次回はDjangoが用意しているフォームを使ってみたいと思います。
以上です。ありがとうございました。
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