【Laravel】Laravelの新規プロジェクトの作成方法

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この記事ではLaravelの新規プロジェクト作成についてシンプルに手順だけを書いていきます。

目次

前提条件

Laravelのプロジェクトを作成するためには「composer」が必要です。

composer(コンポーザー)とはPHPのパッケージ管理システムのことです。

新規プロジェクトの作成

新規プロジェクトを作成するためには次のコマンドを実行します。
コマンドを実行する場所は「composer.json」や「composer.lock」があるプロジェクトディレクトリ(フォルダ)です。

composer create-project --prefer-dist laravel/laravel project

コマンドの「project」となっている場所がプロジェクト名です。

プロジェクトの作成が終わると「Package manifest generated successfully.」と表示されます。

公式サイト:Getting Started On Linux

Laravelのバージョンの確認

Laravelのバージョンを確認したい場合は以下コマンドで確認できます。
コマンドを実施する場所は、プロジェクトのディレクトリです。
今回の場合で言うと「project」ディレクトリになります。

php artisan -V

結果:Laravel Framework 8.81.0

サーバの起動

プロジェクトの作成が終わったら次にサーバを起動してみます。

サーバを起動する場合は以下コマンドを実行します。
コマンドを実行する場所は「project」ディレクトリになります。

php artisan serve

成功すると次のようなメッセージになります。

http://127.0.0.1:8000
[Sat Jan 29 00:20:52 2022] PHP 7.4.27 Development Server (http://127.0.0.1:8000) started

以上がLaravelの新規プロジェクトの作成方法でした。

おまけ

複数プロジェクトを作成する方法

複数プロジェクト作成するのに苦労したため以下に記録を残しておきます。

環境は「Dokcer」を使ってます。

やり方は色々あると思いますが、ここではポート毎にプロジェクトの割り振りを行います。

例)
プロジェクト1→ポート80番
プロジェクト2→ポート81番

やるべき手順

  1. docker-compose.ymlでポートフォワードの設定追加
  2. apacheでバーチャルホストの設定追加
docker-compose.ymlでポートフォワードの設定追加

Laravelの新規プロジェクトをポート81番で動作させるための設定になります。

app:
  ports:
    - "8000:80"
    - "8001:81"

元々”8000:80″だけだったのですが、新規プロジェクトのため、”8001:81″を追加しました。

apacheでバーチャルホストの設定追加

続いてバーチャルホストを追加します。

<VirtualHost *:80>
    ServerAdmin webmaster@localhost
    DocumentRoot /var/www/html/laraveltokyo/public
    ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/error.log
    CustomLog ${APACHE_LOG_DIR}/access.log combined
    <Directory /var/www/html/laraveltokyo/public>
        AllowOverride All
    </Directory>
</VirtualHost>

Listen 81
<VirtualHost *:81>
    ServerAdmin webmaster@localhost
    DocumentRoot /var/www/html/members/public
    ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/error.log
    CustomLog ${APACHE_LOG_DIR}/access.log combined
    <Directory /var/www/html/members/public>
        AllowOverride All
    </Directory>
</VirtualHost>

元々<VirtualHost *:80>だけだったのですが、新規プロジェクトのため、<VirtualHost *:81>を追加しました。

作るにあたって変更した個所は以下になります。

  • ポート番号
  • DocumentRoot
  • Directory

参考サイト:バーチャルホストで複数サイトを管理する

Dockerコンテナでapache2を再起動する方法

Dockerでapacheのサーバにアクセスして、「systemctl」で再起動しようとしたのですが、できなかったため別の方法を探していたところ、以下コマンドで再起動で切るということが分かりました。

/etc/init.d/Apache2 reload

Dockerコンテナを止めずにapache2を再起動する方法【php7-apache】

以上です。ありがとうございます。

 

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この記事を書いた人

30歳未経験からネットワークエンジニアに転職し、運用→構築→設計の仕事をやってます。色んな機器(Cisco、YAMAHA、Fortigate、PaloAlto)を触らせてもらいとても楽しい仕事です!

現在は派遣にて主にCiscoを中心としたネットワーク設計~構築をしております。

また、2023年より副業で個人事業主や小規模企業からのパソコン設定~ネットワーク作業の仕事を請け負っておりますので、もしお困りの方がいましたらお気軽にお問い合わせください。

●今までの作業履歴
- パソコンの新旧入れ替え
- 拠点間のインターネットVPN接続(YAMAHA-Fortigate)

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